【徹底レビュー】Air podsは買うべきイヤホン? それとも買わないべき?
世界で一番売れているイヤホン、Appleの「AirPods Pro(第二世代)」
Appleの製品と非常に相性が良いため、iPhoneやMacを使っている人々はAirPods Proの購入を考えていることでしょう。しかし、多くの人が「価格が高すぎて手が出せない」「ただ高いだけではないか」と悩んでいます。
今回は、1年間AirPods Pro(第二世代)を使ってみて感じた「AirPodsの素晴らしい点とイマイチな点」について正直なレビューをします。電車での移動、スポーツ中、テレワーク、日常生活など、様々な場面で実際に使用し、満点中90点の高評価を与えました。その評価の根拠についても詳しくご説明しましょう。
AirPods Proは確かに意見が分かれる製品です。一部のユーザーはその高い品質と使い勝手に満足していますが、他のユーザーはSonyのWF-1000XM5やBose、Ankerといった競合他社の製品の方が優れていると感じています。各メーカーのイヤホンの利点と欠点を比較することは、購入前に役立つ情報になると思います。詳細な比較を行いますので、各製品の特徴をチェックして、自分のニーズに合ったものを見つけてください。
目次
- レビュー結果:おすすめできる人と出来ない人
- AirPods Proのダメなところ、Sony WF-1000XM5に劣るところ
- 1年使って完璧の仕上がりに感じたおすすめ機能
- よかったポイントと評価
- 悪かった、イマイチだったポイント
- まとめ
1.レビュー結果:おすすめできる人と出来ない人
厳しい目で見てもAirPods Proは100点満点中90点という高評価を受けるに値します。こう考えたのはこういう理由です。
○iPhoneやMacとのシームレスな接続と連携が非常に快適
○2つのノイズキャンセリング機能が期待をはるかに超える性能
○マイク付きで、ハンズフリー通話がクリアな音質
1年間の使用経験から、AirPods Proを推奨できる人とそうでない人について説明します。
【AirPods Pro を推奨できる人】
- iPhoneユーザー
- 電車などで音漏れが気になる人
- 長時間の使用でも疲れないイヤホンを探している
- 安定した接続で音の途切れ遅延を避けたい人
- スポーツの際に使うイヤホンを探している人
- 高品質なノイズキャンセリングを体験したい人
[Apple製品ユーザーに最適なイヤホン]
AirPods Proは、Appleデバイスとのシームレスな連携が特徴です。iPhone、iPad、Macbookをお使いの方にとって、これほどまでにスムーズなペアリングを実現するイヤホンは他にありません。
[AirPods Proの利便性]
例えば、AirPods Proを耳に装着するだけで自動的にデバイスと接続され、音楽が流れ始めます。イヤホンを外すと音楽は停止し、再び装着すると音楽が再生されます。iPhoneとMac間での切り替えも簡単に行えます。また、通話時にはAirPods Proのマイクを使用して、iPhoneが手元になくてもハンズフリーで通話が可能です。
[ノイズキャンセリングの品質]
AirPods Proの大きな魅力の一つは、高品質なノイズキャンセリング機能です。完全なノイズ遮断モードと、必要に応じて外部の音を取り込むモードの2種類があります。外部の音を聞きながら音楽を楽しむことができるため、安全性を確保しながらの使用にも適しています。
[無印AirPodsとの比較]
形状が改良され、AirPodsよりも耳から落ちにくくなりました。前モデルのAirPodsは運動中に落ちやすいという問題がありましたが、AirPods Proはカナル型デザインを採用し、装着感が向上しました。ランニング中でも安定して使用できて、音質も向上しています。
[その他の特徴]
Siriを使った操作や、充電ケースを通じた高速充電など、AirPods Proは従来のイヤホンの枠を超えた体験ができます。最先端の機能を活用しながらiPhoneで音楽を楽しむことを望む方にとって、AirPods Pro以上のイヤホンは見つかりません。
【AirPods Pro を推奨できない人】
【音質は中の上くらい】
AirPods Proに求められるのは、その便利な機能と使いやすさですが、音質を最優先に考える方には必ずしも最適とは限りません。
特に、重低音を重視する方にとっては、AirPods Proは理想的な選択ではないかもしれません。AirPods Proは操作性や機能面で優れていますが、音質に関しては他のイヤホンと比較しても「中の上」程度と考えられます。
重低音での音楽鑑賞や、個人の好みに合わせた音のチューニングを楽しみたい方は、SONYの「WF-1000XM5」やBOSEの「QuietComfort ultra Earbuds」など、音質の調整が細かく行えるモデルを選ぶとより満足できるでしょう。これらのモデルは、特に低音の再現性に優れており、音質にこだわる方に推奨されます。
【Appleユーザーでないなら割高感しか残らない可能性がある】
Apple製品を使用していない方にとって、AirPods Proは必ずしも最良の選択ではないかもしれません。コストパフォーマンスと音質を重視する場合、以下のイヤホンをチェックしてみてください!
・SONYの「WF-1000XM5」高いノイズキャンセリング性能と高音質技術DSEE HXを搭載し、CD音源やMP3などの圧縮音源をハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングします。
・BOSEの「QuietComfort ultra Earbuds」 ボーズのアクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載し、装着感も心地よく、パッシブな遮音効果も期待できます。
・Ankerの「Soundcore Liberty Air 4」 バッテリー持ちが良く、IPX4の防水性能を備え、価格も手頃で、初めての完全ワイヤレスイヤホンとしてもおすすめです。
【本音レビュー】AirPodsがダメなところ。SONY WF-1000XM3に負ける部分
・価格に見合った音質ではない
高価格ながら、音質は「普通」と感じます。
・音の調整が限定的
個人の好みに合わせた音のチューニングができない点がマイナスです。
・バッテリー持続時間に課題
バッテリーの持ちが悪いと感じました。
これらの点を考慮すると、SONY、BOSE、ゼンハイザーなど他のブランドのイヤホンが、音質に特化した選択肢として優れていると言えるでしょう。特に音質を重視する方にとっては、AirPods Proよりも満足度の高い製品が見つかる可能性があります。
【まとめ】
AirPods Proで一番注目すべきは、やはりノイズキャンセリング機能です。外部の騒音を完全にシャットアウトできるわけではありませんが、精度の高いアクティブノイズキャンセリングで、音楽に一層集中できます。
また、ノイズキャンセリング機能と内蔵されているマイクにより、AirPods Proはオンライン会議での使用にも最適です。これからのテレワークにも是非活用してもらいたいアイテムと言えます。
AiPods Proを1年以上使用したレビューを本音でご紹介しましたが、当然メリットだけでなくデメリットもあります。特に、高価である点と、音質レベルがそれほど高くない点は、必ず押さえておきましょう。
総じてAirPods Proは機能性の高さから、娯楽だけでなく、仕事、スポーツと多方面で活用できます。ワイヤレスイヤホンの購入を考えている人には、是非おすすめしたいアイテムです!